秋の高鳴るゴングを告げるような、テニスのUSオープンの錦織圭選手の活躍。アンディ・マレー戦は深夜3時からでテレビの前に、はりついていたのだけど、経年の劣化という悩ましい健康状態で、電池が切れたオンボロのロボットのように眠りこけてしまった。眠眠打破を飲みながら、寝落ちするというテイタラク。ナンタルチア!!(笑)この栄養ドリンクは全くきかない、買うだけ無駄だった。コンビニは誘惑遊園地のように、24時間妖怪の城のように、まるで魔界の入り口のように、そびえている、取り扱い注意の場所だ。

俺達は、広告や宣伝に心をさらわれるという、だらしない理性を持つ。人の言うことを鵜呑みにして、何度失敗してもそれを繰り返す。お腹がすいてたり、恋に破れたり、誰かに怒られ対すると、もうダメだ。

 

そして、金曜の深夜(土曜の朝)これは、決勝にイケるだろうと、準決勝のスタン・ワウリンカ戦を見るために、朝の4時にスタンバイ。眠眠打破には見向きもせず(笑)、BLACKガム、BLACKチョコ、Clorets ICE BLACKという、今の自分が考えうるブツ、BLACK3兄弟を机の上に用意し、リゲインの2000ブラックを買うのを躊躇したことを気にかけながら、試合開始を待つ。準備とは裏腹に、試合日程が遅れ、2時間後くらいの試合スタートとなったが、僕は元気だった。

 

試合開始とともに完璧といえるような、いつもと違う出足の錦織選手。1セット目は完勝だった。ところがところが、プロペラの回転数が失速していくように、安定飛行が出来なくなって、あっけなく負けてしまった。敗因は、体力と気力が不健康だったからだろうと思う、人間でいえば2日間徹夜は無理なような負け方に見えた。結局の所、マレー戦で、気力はもうおつりがなかったのだ。

 

さて、才能というのは、言い換えれば集中力ではないだろうかと思うのだけど、どうだろう。あの第2セットを錦織圭が連取していれば、勝っていたゲームだったと僕は思う。ワウリンカは、1セットで点を取られたパターンを補うように、ほんの少しタイミングを早くしてボールを打ち返してきた。これがタイトルホルダーの順応で有り、才能だ。1セットで決まっていたボールが、今度は決まらない展開を見せつけた。すべては、展開を読んだ集中力だ。あの派手な衣装は計算した見せかけで幻惑への糸口、本当の彼は意外で沈着冷静で、試合前は無駄なことをせずに、特別なコンディションの特別調整方法を持っていると推測するのが妥当だろう。

 

そして、才能というのは何を食べるかではないだろうか。フェデラーとナダルが活躍していた頃、ジョコビッチはただの雑魚に過ぎなかった。しかし、グルテンフリーの食生活によって、彼は変身を遂げた。人間は生肉を焼いて食べる、早く食べられて、旨い、栄養も抜群だ。火を使うとはそういうことだ。動物は生肉だと半日は噛まなければならない、だからライオンは内臓を食べるらしい。チンパンジーも焼いたステーキを食べていると、人間に近づくに違いないと、僕は仮説を立てたい。(笑)

 

ジョコビッチの生まれ変わる食事という本がある、AMAZONの解説によると

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第二集団でもがくだけの存在だったプレーヤーは、なぜテニス界絶対王者に君臨することができたのか?何を、どう食べたらいいのか?――人生好転・肉体改造のための設計図を自らが明かす。「私がこの本を書こうと思ったのは、私ならあなたの肉体だけでなく人生すべてを変えられる――それもたったの14日間で――と知っていたからだ」(ノバク・ジョコビッチ)

グルテン(小麦などに含まれるタンパク質)を14日間だけやめてみて、どういう気分になるか試してみてほしい。そして、15日目に、パンを少しだけ食べて様子をみてほしい。体が発する声に耳を傾けてほしい。

「食事がジョコビッチのプロ生活を劇的に変えたのは間違いないと思います」(杉山愛、「解説」より)「今の錦織圭選手がさらに上を目指そうとするなら、必要なのは技術や体力のトレーニングではありません。栄養・食事指導です」(白澤卓二・順天堂大学大学院医学研究科教授、「解説」より)

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早速、この本はAMAZONで注文してみた、感想は後日、お楽しみに。
最近、人に会うと何を食べているかをきくことにしている、ある程度サンプリングできたら、またメルマガで紹介しますね。

人間は不健康だと、言葉まで不健康になる。気をつけましょう(^O^)
それでは、チャオ!