iphone6(4.7インチ)を見に行ってきました。(笑)やっぱでかい、わずかだけど許せない。iphone 6plus(5.5インチ)は画面がでかいけど、バランスが悪く表示され、アプリの画面では量的なものが少なくなり、らくらくphoneのような表示で不格好極りない。

 サイズにこだわったジョブズの香りは消え去った。iphone4s3.5インチが世の中に登場した時に左手の手のひらにジャストフィット。左手の親指だけで画面をカバーできる芸術品。人差し指が回り込んだところに電源ボタンがあり、親指が音量ボタンの+-は通話の時に、目を閉じてもコントロールできた。キレがあった。

 ついにスマホも薄型テレビと同じで成熟してしまい、APPLEもサムスン得意のGALAXYのサイズのデカ版に市場を求めるにいたり、これがサムソンの市場を刈りこみそうな勢い。タブレットもサイズがいろいろ出てきて、もう境目がわからないほどだ。

 人間の知性は、非自然的に発達し流行の世界を生み出し人のこころを動す。しかし成熟すると、流行はすかさず陳腐化しもろく崩れ去る。「流行などないサバンナの動物」を見ていたい気分になる。

 養老孟司さんの本で、世界のネットの書込みの内70%が日本語だという面白い数字が紹介されてました。(世界の人口の2%の日本が)共同体の前では物静かだけど、ポテンシャル的には自由度が世界NO1の日本。妄想という世界は熟することがない、無限大。日本人がイグノーベル受賞8年連続するのはわかる。任天堂のおかげか?島国だからか?

 いいかえればネット空間の高揚感が世界一な国が日本。つつましやかな大和魂はネットではコントロールを失いかけたのか?ネットで自分をアピールしたいのか。それとも自分を認めて欲しいのか。誰かに見てほしいのか。振り返ってほしいのか。

 さて、ここで質問です(笑)アジア大会の柔道の判定をどう思いますか?

 ビデオ判定が導入され、畳の上にはジュリーからの声をきくイヤホンをつけた主審のみ。(副審なし)指導が連発され、指導を取りに行くのがうまい選手が育ちそう。ゴールデンスコアも指導で決着。ありえんやろ、せめて有効とかで決まれよとテレビの前で叫ぶ(笑)

 柔道で勝って、優勝するのを観たい人もいるけど。ひとつのゲームに血がたぎるようなものを待ち望んでいる人もいることをお忘れなく・・。子供が見て柔道やろうと思うかな?と考えてしまう夜・・。

 成熟した大人は、未熟な子供を思う気持ちがほしい

 成熟には、未熟が同居してないと・・

 今日はこんなところです。