おはようございます。

今週は先週に引き続き。情熱大陸で紹介された「人生をアラスカに捧げた写真家・松本紀生が奇跡の一瞬を追い続ける」の、写真家松本紀生さんのお話です。

 

昨日、「オーロラの夕べ2」におじゃましました。

 

愛媛出身の音楽家古佐小基史氏のハーブ演奏と、写真家・松本紀生さんのオーロラスライド・ビデオ上映は「人生突き抜けてるな」という感じでした。

 

この2人にあるのは「一生涯変わらない私」をいかに生きるか?いや、それをどのように自然体で楽しめるかであります。

 

アラスカの圧巻の大自然やクマやカリーブなどの動物たち。大海原の孤島でザトウクジラが傍にいそうな迫力の写真とビデオは言葉には尽くせないほどです。そこには、俗世の掟にはない開放感があります。

 

写真家松本紀生さんは、想像してた以上に陽気でイケメン。落語のオチの蜜の壺を心得たトークで、会場に人たちを癒やします。夏3ヶ月、冬3ヶ月アラスカに滞在するわけですが、夏場のアラスカでの生活は語られたものの、実は肝心なオーロラをとる極限な極寒のオーロラ撮影については語られませんでした。

 

そんななか前回のメルマガに書いた「ひとり」の世界観ってなんだろうと僕は考えていました。

 

ひとりもどり、スタバの豆をミルで挽いてDARKローストのコービーのビター感をバックに。写真集を見ながら

 

「つきることのない被写体って人生に必要だな・・」

 

「写真集にノイズが聞こえないんだよな・・ひとり感満載だな・・。」
珈琲とともに、「ひとりの力」がメチャ苦々しく無常感と共に染み渡ります。
致死率100%の世界で、どのように生きるか?

 

「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。」鴨長明

 

この世は無常なもので、時に愛する人を失い、二度とない時を生きている。今日と同じ1日はないというけど、世の中は理不尽なもので、時に自己嫌悪にもさいなまれる。時に殴られるように(笑)
「生きているって感覚って、何が大事なの?」

 

イベント終了後。「原野行」という松本さんの写真集を買って、ロビーでサインを頂きました。当然僕の流儀で(笑)、「座右の銘をお願いします。」

 

そこに書かれていた言葉は

 
「結果よりも過程」

 
今日はこんなところです。