スタバに先週行ったときのこと、スタバでスターを集めるという、悪しきポイント制度が始まっていたのに、うなだれてしまった。いや、絶望を感じた。ホットコーヒーを飲んでも何も美味しくないのだ。いや、吐き気がしてきたというほうが正しいかも知れない。

 

スマホでアプリを使わないと、今まで楽しみだった珈琲のおかわりが100円でなく、150円だという。50%も値上げかい。どんだけ・・理不尽なんだ。ともかく「番やむを得ず」、スタバのアプリに登録した。

 

席に着いてから、そのとき浮かんだ「番やむを得ず」の語源を考えると・・・。

 

達郎さんのサンソンで今は亡き大滝さんが、音楽テープから、デジタルに変わるその時に、「番やむを得ず」デジタルに移行したと言っていたことに源があることに気づいた。俺は、なんで登録してしまったんだと後悔してきた、たまらずスタバのアプリを速攻で力強く押し込み削除した。こんなことでスタバの奴隷になってたまるかと思ったのだ。

 

まずい珈琲を、更に啜ると、なんでポイント制度みたい支配が嫌いなのか、胸を噛まれたような気持ちが立ち上がってきた。

 

朝コンビニに行くと、1日は「コンビニで、ポイントカードはお持ちですか」「いえ、持ってないです」という会話からからはじまる。もう1000回以上この会話をやっているだろう。そんなこと言うより、こっちの顔でも覚えて、「おはようございます。いつもありがとうございます」と言えないもんだろうか。

 

俺は不思議なのだ。人間というのは得したいとはあまり思わないけど、損したくないには妙に拘る節があることだ。「損して得をとれ」と言う美しい言葉があるくせにだ。損をするというのは、容易く出来るものではない。

 

目先の利益を捨てきれない、大きなところでは原発だ。

 

損得ばかり考えているからだ。国会解散も損得勘定ではなかろうか。

 

損得を考えれば、雑草が心に生えてきて、根絶やしできなくなる。

 

損得は50%50%ではない、どちらかが得をする。常にねじれて曲がっている

 

要素が介在している。「損得はあざなえる縄の如し」だ。

 

目先の損得は毒が含まれている、対局が大事だ。広辞苑も「損して得をとれ」の意味は「損して徳をとれ」に変更してほしい。(笑)わかりやすいではないか。

 

ある本で、作家が面白いことを言っていた。

 

夜の倶楽部活動は人間の勤めだと(笑)夜、情報を俺は運んでいるのだと。

 

なんだ、女にもてそうな匂いがプンプンする。

 

ポイントシステムが好きな男は「女に振り回される」可能性が高いにちがいない。

 

そんな事を考えながら、スタバをあとにした。

 

あれから、スタバに足が向かない。

 

今日はこんなところです