土曜日に、エレファントカシマシ30周年ライブへ、はじめての、エレカシ。

高校の同級生にほだされるように、30周年ツアーTシャツXLサイズ購入!

Tシャツに身をおさめると、プンと自分の頭の回路が別回路へ接続した。

「コンサートの内容はBLOGとかで発信しないように」

とアナウンスがあったので、内容の話は、よそう。

ボーカルは宮本浩次

その歌声は、全部持って行かれるような魅力がある。

不思議なのだ。

女性の微妙な誘い方に精通してないような感じというか、

男でも、女でも。

デカパイでも、ペチャパイでも。

リカちゃん人形のような女でも、バービー人形のような女でも。

風采の上がらない男でも、冴えない女でも。

意識を一度停電させられて、美しいものとは、こういうモノだと迫ってくる。

彼の目は、朝焼けのようの充血していて、夕焼けのように茜色だ

彼は自分の背景に、なにか闇を必要としているんだろうか

そういう、もの悲しさの風穴から、美しいシンフォニーを奏でてくる。

たまに、沈黙が垂れ込めるような、しゃべり

元々が木石のような堅物なんだろうか

仕事でお金を稼いでも、満たされないもの、精算できてないものがある。

そんな、避けがたいことを受け容れてくれるのは、やさしさだけ

そんな民くれの恰好の隠れ場所が、エレファントカシマシではないだろうか。

彼の歌の挑発は、美しさへの挑発だ

ものぐさな毎日のなかで、つつがなくやっている毎日のなかで

彼等の歌は、どこかに謙虚がある

普通の奴らの歌は、そんな歌をきいていると

あるところで限界を感じ、飽きてしまう・・・

それがないのだ・・

だから30年たって、松山市民会館を満員にできるんだろうね

3時間30曲、立ち通し、疲れた・・・・

熱帯夜、扇風機、風は強

東北大震災から、寝るときはクーラーをつけてない

なにか意味があるのかは、わからない

蒸し暑い夜、それでも夢見心地でねる・・・

無理だった(笑)1時間事に目覚める

それでいいのだ

今日はこんなところです。