旅行会社では年末年始のツアーの添乗は若手が担当します。今は、添乗だけの会社に依頼して旅行マンも面白みが減りました。成田空港でお客様に挨拶。お客様は教職員互助組合の皆さまでした。

私には言い出せないことがありました。ルクソールで泊まるホテルがオーバーブッキングで予約できてないのということ。新入社員2年目の私にとって頼る人はいない中でお客様の怒った顔が浮かびます。バブル当時はこれが旅行の常でありました。

そんな不安もあるけれど、実はアガサクリスティが好きで、ナイル殺人事件の映画で見て憧れた初めてのエジプトが僕の胸の中には大きく広がっていました。

エジプト航空の中で一番後ろのスペースで添乗員のみんなが集まって談義するのですが、みなベテランの添乗専用の経験豊かな人で、英語もはなせるスペシャリスト。情報を必死に仕入れました。

カイロの空港に到着。
このエジプト旅行にはスルーガイドという全旅程を行動を共にするガイドが付きます。着後しばらく、ガイドと話していると私は異変に気づきます。なんか日本語が変なのです・・・(ガーン!最悪)

カイロ空港の雑多ななかにあるアラブの空気。旅のゴングを鳴らします。

そして、なぜかパスポートに刻まれたエジプト入国のこの切手のような・・入国の証(たぶんビザ)が胸を踊らせるのです。

つづく

渡部雅泰@生涯青春
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