サムシンググレートの筑波大学名誉教授の村上和雄先生の本はめちゃくちゃ面白い。目からウロコとはこのこと。科学的に人間を分析しノーベル賞の最有力候補とも言われている。
人間には何十兆の細胞があり、その一つ一つの遺伝子に同じ情報が書いているそうだ、顕微鏡で1000万倍にしても見えない世界。誰がプログラミングした?
人間の細胞はすべて同じ情報を持っていて、髪の細胞も、つめの細胞も、脳も、心臓も同じ。しかしその遺伝子は髪には髪に必要な、心臓には心臓に必要な遺伝子スイッチしかONになってないらしい。つまり残りはOFFの状態。
最初に出来たクローン羊
雌の乳腺細胞というミルクを出す細胞を取ってきた。この細胞には当然 生命体の全情報が入っている。ところがミルク関係のスイッチしか・・ONになっていない。
他のスイッチ、脳や、心臓関連のスイッチはOFFのまま。これをONするのに30年かかったそうだ。
どんな状態でONになったのか
栄養状態をストップ。細胞は餓死状態、酸素不足に陥り、死ぬ寸前まで追い詰められる。そしてなんとその細胞は死ぬ寸前に全ての遺伝子のスイッチがONになったそうだ。
深い。
あなたの情熱の遺伝子ONになってますか?
ON OFFを決めるのは心の持ち方 そして愛情のようですね。
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