おはようございます。

昨日は愛媛マラソンが開催されました。

2013年、全国のマラソンを網羅するRUNNETランキングで1位なんです。TVでもそのことが何度も紹介されていましたが、その理由は語られません。足湯があったり、お接待があったりという総合的なものみたいな説明はあります。

私見ですが、知事・市長も走り、その他ゲスト、運営の骨組みもいいのですが、端的に言えば南海放送が素晴らしい。テレビで6時間、ラジオでも放送。予算のない中、この愛媛マラソンを中継し続けてきた魂みたいなのを感じます。

しかも地元密着で日頃からの取材活動など、裏方の努力が垣間見れますよ。カメラワーク、中継地点、注目選手ピックアップ、コースを熟知した基礎がスゴイ多分、日本一の地元密着中継じゃないですか?アナウンサーと土佐礼子さんの、素朴であり”だんだん”な空気も秀逸です。

 

さて、毎日仮睡眠みたいなことをしながら観るオリンピック。

モーグルの決勝。上村愛子さん4位。やはり点数をつけるゲームというのはむずかしい。審判に日本がいなくて、上位に入ったアメリカ、カナダの審判がいる。これはどうみても、理不尽なことです。

採点競技は大なり小なりヒューマンエラーは必ず起こる。銅の選手より、客観的に見てもタイム、ターン共に上だったのに。

インタビューで「攻めて行きたい」と語り、有言実行。決勝まで、どんどん攻めてくる。そのベストの走りに、グッとくる。今シーズンのランキングは10番代。そこからのオリンピック アタック。メダルとらせてあげたかった。

17歳から5大会オリンピック出場。あの愛くるしい顔の女性が、どうやって壊れそうな自分を立てなおして来たんでしょう。衰えていく体力維持するだけで、驚異的です。

インタビューで、「自分の最大の力を出して滑るのが、私の理想」というような内容を言って、「今日はたくさんそれができたので。 自分としてはすごく嬉しい」と語ってましたけど、NO1のタイムを叩き出し、本当に文句なしにNO1カッコいい。

 

そしてNHKの工藤三郎アナ。スタジオにカメラが戻ってきて、しばらく沈黙の後。

「日本でご覧の皆様はどのようにご覧になられましたでしょうか…」ベテランアナの一矢。TWITTERでも話題になってましたが、ジャッジに不満が残る中で、その言葉に救われた思いがしましたね。

そして「彼女の清々しいインタビューに、私達のほうが救われたような気がします」「彼女の心境はメダル争いのさらにその先にあるのかもしれません」歴史に残るようなコメント・・素晴らしい。
「泣いたり笑ったり大変だった」って・・

涙を潜ませながらの上村愛子選手の清々しいインタビュー。

そして、素敵な笑顔は、人を元気にしますね。

そして、こんなに美しい涙は 初めてみました。

 

2014年2月11日(火) 18時45分~27時45分
スノーボード・男子ハーフパイプ 予選・準決勝・決勝に青野令選手 登場
(あいテレビ1)

ガッツリ応援しないとね。それにしてもかなりタフな夜になりそうだ。
頑張りましょう!