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マイコラム MAGSHOT
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おはようございます。
サムシンググレートの村上和雄先生の本は何度読んでも面白い。

夜読みたくなる。ナイトサイエンスがあるから。

 

大腸菌というのは、ブドウ糖がお好きならしい。

餌に、乳酸を混ぜてもブドウ糖を好んで食べる。
その大腸菌様に乳酸だけをだけを与えた場合、暫くの間は食事を拒否するそうだ。

しかし、飢餓状態が近づくと諦めたように乳酸を食べ始め、乳酸だけで種を増やし
始める。
フランスのパスツール研究所では

大腸菌様が乳酸菌を消化する力をつけたのは、乳酸だけが与えられたからなのか?
それとも元々その能力があったのか?を研究した。

すると、大腸菌は潜在能力を持っている事が判明、飢餓状態が遺伝子ONに導き、
新たな能力を芽生えさせたという大発見をした。

 

もう少し詳しく村上先生が解説している。
ブドウ糖は「オペレーター」という情報を読み取る部分があり、ブドウ糖がある時
は、乳酸を分解する酵素をつくる遺伝子情報がブロックになっている。
抑制するタンパク質が遺伝子情報は「読めない」状態。つまり遺伝子のスイッチが
OFFの状態。これが生きるために食べないといけない状態になると、抑制タンパク
質が乳酸と結合して、抑制が効かなくなり、遺伝子がONになるそうだ。
人は何かにチャレンジするときに、抑制というタガが外れない。
木の桶を止める、タガはなかなか外れるもんじゃない。(笑)
少子化が問題だ、男子が女性に求愛できない。
変な理性に抑制されている、飢餓状態にすべきだ。

スマホを捨て、電話の使用もダメ。ネットでエロを見るのも、風俗もダメ。
アイドル禁止。一人エッチもダメ。飢餓状態にする。(笑)

そして、合コンに参加させ、ねるとん紅鯨団をやる。
飢餓状態だから、動物本来の雄が雌を求める力は潜在能力が高まっている。

攻撃力の細胞はONになっているはずだ。ココしかない!がそこにある。
「僕と付き合ってください」と全力で言って

女性が「私なんかで、いいんですか?」といってくれたら

鼻血が出て、どんなに幸せか・・・。

いかん・・朝からこちらの方が興奮しとる(笑)

 

あーさて。真面目に。

愛媛出身の岩村明憲選手の座右の銘は「何苦楚」魂、岩村選手の英訳は
「ノーペイン・ノーゲイン」とデビルレイズの入団会見で披露した。
人生は(何)ごとも(苦)しい時が自分の基礎(楚)を作る。
そして次に「日々新也」とつづく。
どんな事があっても、新しい日が来る。

 

村上和雄先生はこの「何苦楚」が大事だという

そして「サムシング・グレート」が働くには、3つの条件があると語る。

1つ目は、「こういうことをやりたい」というはっきりした目標があること。

2つ目は、その目的に向かって、ひたすら努力を続けていること。

3つ目は、努力を続けていても、何らかの傷害に阻まれ、行き詰まっていること。

 
月曜日ですね、毎日がスペシャルになるためには

挨拶がスペシャルでありたいですね。
「おはよう元気か!」「大変だけど頑張れ!」と肩をたたく

大きな声で!パワフルなリーダーに見える。
しかし、これはスペシャルだろうか。

気遣いが出来る人は

その後に「まあ、コーヒーでも飲めや!」と注いできて渡す。
言葉だけでない何かを添える。

行動として見せることが本当のスペシャルじゃないかな。

・・・と思うんです。

 

スティーブ・ジョブズの座右の銘

Stay hungry,Stay foolish
Stay foolish はそんなスペシャルを考えろといういう

意味だと、僕は理解しています。

 
生涯青春 渡部雅泰