今日は誕生日。クレストデジタルズ渡部です。
息子には高校生がはくパンツを買ってきてほしいと伝え、娘には去年と同じゴムナシ靴下をリクエスト。今後僕の誕生日プレゼントは、死ぬまでこのパターンでいこうと思うのです。まさに装着すると、靴下とパンツが戦闘服になる。(笑)

 

人生なんて孤独で、所詮は自作自演。・・と言っては身も蓋もないですが。
インターネットを生業としていると、それも面白いと思うこの頃。
FACEBOOKの投稿を観ていても「食べ物・家族・イベント」が3大鉄板人気ネタ。毎日の投稿が自作自演という舞台ともいえる。いえ、それでいいのだ。問題は、その日常にある季節感のような旬に敏感になることが大事なのでしょう。

 

「不景気」という言葉。言葉が先に走り、演じて、人の心に食い込み心理状態を変えていく。こんなに言葉に心理が左右されていることに、人は無頓着になる。思考停止とか、現状打破とか・・昔は世の中にそういう気風があったんですけどね。

 

そういう意味では、FACEBOOKの記事でも、強気のふりをしてでも、新しいものにチャレンジすることが大事なんでしょうね。他人の目を意識しながら、違いを見つけていくような作業の踏み台昇降運動の舞台から始まり、次に人目を気にするような息苦しい空気からマインドチェンジ。いよいよ自分自身の格闘がスタートする。そしてそれをFACEBOOKに晒す・・・面白い(笑)

 

FACEBOOKにないのは、幕末のような過剰なくらいの議論で、朝までテレビのようなものはありません。今年はそんな過剰な夜のナイトサイエンスが僕には必要なようです。
大学を出て旅行会社に就職。海外旅行に100回以上。学生時代に樋又通りの「紙風船」という喫茶店で三国志の漫画を読み魅了され、中国も旅した。

劉備玄徳と曹操に興味を持ち、成都、洛陽にも行ってみた。

下着がベトつく夏の洛陽。深夜観劇を見に行くと人民服を着た人で溢れかえっていた。ある商人が秘密のものを見せてやると春画を見せてくれた。(笑)揚げドーナツを食べたら、何年前の油が使れていたのだろう激しい腹痛になった。南京までの列車の車内は、汗臭くすえた匂いが充満しネットだけの3段ベットに衝撃を受けた。1本1円のアイスをツアー客の皆さんにごちそうしたら全員下痢した、血の気が引いた(笑)。途中で買ったLAXの石鹸を中国人ガイドにあげたら泣いていた。ホテルに珈琲すらない、冷蔵庫すらない。友誼賓館でのおみあげは、水虫の薬と、刺繍と書画と、偽物のひすいと、月餅ぐらいだった。成都できた航空機は軍用プロペラ機で座席につき、背もたれに倒れたらそのまま後ろの席まで倒れ1回転した。(笑)

 

人は旅に出る。毎日の同じ景色をまとっいる自分が、世界最高のデザイナーがつくってくれたような彩りの景色をまとえる。他人と同じような服を着ていて、なんの疑問も抱かない自分に変化という種を植えてくれる場所が旅ではないだろうか。

 

誕生日なんで、最後に大好きな山下達郎さんのお話。

今日は「クリスマスイブ」を聴きたいと思います。 1983年に発売され20年以上たっても輝いている不滅の曲。 100年先でも誰もが知るだろう怪物の曲。

 

極めて内省的に、20トラックを積み重ね、自分を追い込んでいく。

そこにあるのは心地よい世界。

アカペラ独特な泥臭いような音はない。

それがスピーカーから流れるのが許せないだと思う。

それが、僕達の山下達郎なのだ。

 

達郎さんのインタビューで好きなインタビューがあるんです。

 

「僕は「夢はかなわない確率のほうがずっと高い」と思う人間です。」

「夢は諦めないない限り叶う」と誰かが言う。
しかし大体はかなってない。(笑)

 

達郎さんはテレビには出ない、だからタイアップとかで活路を開いている。

足るを知り、生きる道、スベを知っていて。とことん職人努力の人なのだ。

 

「つまらない大人にはなりたくない」

 

長くなりました、今日はこんなところです。

 

いつも皆さんに感謝感謝です。