おはようございます。クレストデジタルズ渡部です。

 

 
 朝のNHKのニュースで、「長崎、広島に原爆が投下された日を知ってますか?」というアンケートで、かなりの人が知らないという結果を伝えてました。

 

 

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広島 1945年(昭和20年)8月6日午前8時15分
※当時の広島市の人口35万人(推定)のうち9万~16万6千人が被爆から2~4カ月以内に死亡したとされる(ウィキペディア参照)

長崎 1945年(昭和20年)8月9日午前11時02分
※この一発の兵器により当時の長崎市の人口24万人(推定)のうち約7万4千人が死没、建物は約36%が全焼または全半壊した(ウィキペディア参照)

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 たまたま、今日の朝は実家に泊まっていたんですよ。おふくろのドラえもんのポケットである冷蔵庫からは、生協の共同購入で指さし買いした、旨さ16ビートの干し葡萄のパン。そしてルビーの指環ぐらいしぶいコーヒーを飲みながら親子対談がはじまりました。

 

 
 おふくろ(当時8歳)が、8月15日の玉音放送を正座してきいたことを思い出しながら、ふと語るんです。

 

 
 一番覚えてるのは「欲しがりません、勝つまでは」という言葉だと。 ※「国民決意の標語」らしい

 

 
 シラミ退治のDDTを小学校で頭からかけられたのも忘れられない記憶。

 

 
 「道端にばあちゃんが植えたというさつまいもを食べて、茎と葉を干したのを食べていたんよ」

 

 
「平和を感じたんはいつごろなん?」

 

 
「そうやね、ラジオ体操をみんなでやりだしたころかな」

 

 
 そんな、時代を綴ったような記憶の話を聞きながら、朝蝉の鳴き声をBGMに親子
の夏の朝が流れてた。

 

 
 まずい!そろそろこのメルマガ書かないといけんと思い、そそくさと玄関へ。 今年も虫かごには鈴虫が、夏ナスが3本串刺しされ(笑)炭もいれられてそれは見事に夏のアートがそこにあった。

 

 
 子供の頃から覚えている。我が家のこの鈴虫は精力絶倫の強者なのだと・・。おふくろの友達には鈴虫を100匹いつでも提供してくれる、秘密組織のような女友達がいるらしい。(笑)10匹でいいと思うでしょう・・みなさん。なんで100匹なのか?
 

 
 しばらく、この100匹を虫かごにいれるんですよ。するとどうなるか・・共食いするんですよね。そして2/3くらいになったところでそれを近所の人に配るんです。そして残った10匹の精鋭が我が家の玄関でお客様をむかえるわけです。

 

 
 雄雌の生存競争と子孫繁栄のバトルが、夏の実家の玄関に人生教訓のように示唆されながら存在していた。

 

 
 一瞬残酷のようだが、人生のドラマをみるようだ。オスは常にセックスのチャンスを伺うも、体の大きいメスは受精するとそのオスまでを、栄養源として食べていく。こうした性淘汰の結果生き残ったのが、自分でもあるんだな・・・と考えさせられる。そして、朝から♂の求愛は始まっていた。

 

 
 残ったオスがどれなのかは分からない。性欲絶倫も入れば、子育て上手なものもいるはずだ。それが自然界の黄金率のように存在しなければ、子孫繁栄には結びつかないだろう。

 

 
 少し話は変わりるけど、鳥はおしどり夫婦といわれ人間と同じように一夫一妻でつがいをつくる。オスは巣を見事に完成させ、子育てをサポート。有名な実験で、そのオスをパイプカットするとはたしてどうなるか?子供は生まれるのか?

 

 

 答えは「なんと、卵からひなが生まれるんですよ。」

 科学的には考えられません。

 パイプカットしたオスが、トカゲのしっぽのように、能力で再び蘇るわけでもありません。

 

 
 実はメスは、子供が生まれないことを知ると、どこかで浮気をして、性欲の強い雄とその場限りのセックスをするのです。その性欲の強者はボロ雑巾のように捨てられ・・メスは何食わぬ顔でおしどり夫婦を演じてるんですよ、、、たぶん。

 

 
子育て上手な夫が気に入っているんでしょう。(もし、自分の浮気がバレたら、オ
スに捨てられてしまうことも本能でわかっているはず。)

 

 
 もっと話を展開できるのですが・・・ドロドロになりそうなのでイントロで止めときますね、今日は。(笑)是非続きはナイトサイエンスで。

 

 
 人は脳が発達し、理性は浮気を攻める。正当化し、時に戦う。制度という枠をつくり、ガンジガラメになる。それでもその環境に対応できてしまう人も多い。

 

 
 いくらかっこ良くても、片思いをして一途な思いや、君しかいないみたいな思いは、なかなか届かない。ままならないのが人生。一発目から「つきあってほしい」が通じるのは、青春の特権。燃える夏の青春の告白は、人生に衝撃を与えるように甘美でギラギラしている。心臓が破裂しそうになる。

 

 
 男は結果を求め、女はプロセスを楽しむ。はじめは、そんなこともわからない。 しかしいつかわかる。恋も、手をつなぎ、腕を組み、あらかじめ下見した場所でファーストキスをくりださねばならない。・・・周到な準備が大切だと。キスも1,000回自己連をしておく必要がある。何を書きだしたのか・・あの玄関の鈴虫のおかげで(笑)DNAのどこかにスイッチがはいったようだ・・・・。

 

 
 おふくろの教えというのは実に、素晴らしいもんだ。(笑)

 

 
NHKのもう一つのニュース。

”中咽頭(いんとう)がんのため療養していた音楽家の坂本龍一(63)が、女優・吉永小百合(70)主演で山田洋次監督(83)がメガホンを取った映画「母と暮せば」(12月12日公開)の劇中音楽を手がけ、仕事復帰することが2日、分かった。坂本と親交のあった吉永が橋渡し役となり、山田監督との初タッグが実現。山田監督の「男はつらいよ」シリーズの大ファンという坂本は「この2人に何かを頼まれて断れる日本人がいるでしょうか」とユーモラスにコメントした。” ・・・中略・・・ ” 反原発活動を続ける坂本は、今作が長崎の原爆投下後の物語であることから「核のない世界を望んでいるぼくとしては、やるしかありません。このような大作が、復帰第1弾の仕事なのですから、ぼくは本当に幸せ者です」とコメント。吉永も「舞い上がっています」と喜んでいる。”

 

 
 すごく優しい音楽が聴けそうです。

 

 
 今日も灼熱の夏ですね。

 

 

 山下達郎さんの「夏の陽」を毎朝ヘビーローテションしています。「燃える夏の陽、窓の彼方で・・」

 

 
 さて、息子と2人で昼はランチを食べる約束があります。 柔道をやっていまして、この夏休みは福岡、高知と遠征、週末はインターハイで奈良です。高2なので来年が勝負です。

 

 
 今日はこの鈴虫の話で講釈をたれようと思っています(笑)

 

 
 通じるでしょうか?失敗するかもしれません。(笑)